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第2章 メッセージ

私は多少傷ついていた事を思い出してこう返事を書いた。

『とても微妙だわ…即答はできない…』

傷ついたのは本当だったし嘘はつけないと思った。
すると、古川がこう言ってくる。

『そうだよね、勝手だって思ったんだけどもう一度会いたくなってお話しして愛されたくなってメッセージしちゃった。迷惑だったらごめん。元気ならそれで良かった、安心したよ』

私はこの時古川はセフレを探しているのかと思った。
多分、誰かと別れた後で淋しくなったのではないか。

それで、私にこんなメッセージを送って来たのだろう。
そう、思ってこう返事を書いたのだ。

『あなたはセフレを探しているの？』

古川はちょっと心外だったようでこんな返事を返してくる。

『そゆ訳じゃないよ。そう思わせてしまったのならごめんなさい…』

そう言う訳ではないのなら何故4か月も経った今頃メッセージなど送って来たのか私には理解できなかったのでこう返事を書いた。

『前回会ってから直ぐにLINEはブロックされたので、そう言う事なのかと思ったのよ…』

こんな事を書いても古川はまた返事を返してくる。

『そゆのではないよ。嫌な思いさせたのならごめんなさい。今は真理子さんと付き合ってみたいなって思ってる。一緒にいて愉しかったし。何か前の人に勝てるかなって不安になって勝手に消えてしまったんだ。でも、また会いたいなって思ってメッセージしたんだ…』