この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
微熱に疼く慕情
第5章 【陶酔させてく純情】





宿に着いて部屋へと案内され荷物を置いた
ビジホっぽいのかなって思ってたらそうでもなかった
早速、先輩から(何もされてない?大丈夫だった?)って心配のメッセージが届く
ふふふ、と笑ったら「あら、恋人?」とお局様に見つかってしまった
急にテリトリーに侵入してきてびっくり肩が上がる
同じ部屋だけど油断していた



「あ……はい、あはは」


「良いわね、それくらい張りがないとやってられないわね、幸せそうで安心したわ、一匹狼だと思ってたけどあなたそうやって笑えるのね」


「あぁ……私、女性特有のネチネチした世界が嫌いで……わざとなんです、一人の方が楽だなって……気を遣わせてたならすみません」


「ううん、あなたみたいな人の方が信頼出来るもの、仕事も誰より丁寧よ」



まさかまさかの…!
お局様から褒めて頂けるとは…!
思わず「ありがとうございます」って頭下げちゃったよ



「あなたと同じ部屋で良かったわ、私もトイレに一人で行けない世界は嫌いだから」



マジかぁ、お局様と一番気が合うかも知れない
いや、マジ、飲み明かしたいわ
もう50代のインテリおばさんだと思ってたけど
「私も一番、藤田主任が信頼出来ます」って
心の握手をしてみた



先輩とはチラホラ会えてバレないようにアイコンタクト
まだ警戒しちゃう
だってこのメンツだよ…?
ほら、先輩も周り囲まれてる、香水臭い女たちに……
スケジュールの流れを皆で確認して夕食までは時間がある
一人で温泉入って来ようかな



「ねぇねぇ、橘さん、俺らと散策しない?」


「えっ…、いや、あの……結構、です」



何で営業部ってこんなしつこいの、皆軽いし
大人数で来られるとほら、女子の目線が……
もうヤダ……





/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ