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夜に咲く名前のない恋人達
第7章 モニターに映るルカと姫

全身ブランドおばさんが出ていった後、ルカの目の前に現れたのは姫先輩だった。
「あれ?ルカ、裸ん坊さんなんだ?司から聞いてるけど、なんか大変そうだね~っ」
明るい姫の姿を見た瞬間、体が凍りついたように動けなくなったぷりん。
姫先輩……
私はこれから何を見せられるの……?
そんなぷりんの肩をポンッと叩いた麗香が冷たく言い放った。
「これが今のルカの現実よ……それでもルカを助けたいと思うのかしら?可愛いお嬢ちゃん…フフっ……」
その言葉に、ぷりんの頬に涙が伝うのを感じながらも、モニターから目を逸らす事ができなかった。
こちらの重苦しい空気とは対照的に、モニターの中のアイドルモードの姫は、楽しそうに話す。
「私ね。ライブ帰りだから汗かいちゃってるんだ~。ちょっとシャワー浴びてくるね~っ」
そんな状況でも、ルカは顔色一つ変えずに、遠くを見つめる目をしたままだった。
「あれ?ルカ、裸ん坊さんなんだ?司から聞いてるけど、なんか大変そうだね~っ」
明るい姫の姿を見た瞬間、体が凍りついたように動けなくなったぷりん。
姫先輩……
私はこれから何を見せられるの……?
そんなぷりんの肩をポンッと叩いた麗香が冷たく言い放った。
「これが今のルカの現実よ……それでもルカを助けたいと思うのかしら?可愛いお嬢ちゃん…フフっ……」
その言葉に、ぷりんの頬に涙が伝うのを感じながらも、モニターから目を逸らす事ができなかった。
こちらの重苦しい空気とは対照的に、モニターの中のアイドルモードの姫は、楽しそうに話す。
「私ね。ライブ帰りだから汗かいちゃってるんだ~。ちょっとシャワー浴びてくるね~っ」
そんな状況でも、ルカは顔色一つ変えずに、遠くを見つめる目をしたままだった。

