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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜

【10】
貴之は書斎の椅子に座って、目の前の机にあるパソコンの2つの画面を見ていた。
暗い室内でそこだけ明るいふたつのモニターの1つつ、メインモニターには正面を向いた顔がアップで映っている。うっとりとした表情のその顔は、紅く上気していた。
『・・・あっ、ぁは、うぅん、あぁ・・・』
パソコンに有線で繋いで片耳に嵌めたイヤホンからは、半開きの口から溢れる官能的な声と共に、柔らかい肉をリズミカルに叩くぱんぱんという音が絶え間なく聞こえている。もう1つのサブモニターに、女性を後ろから突いている男性が映っていた。
ボリュームを絞っているにもかかわらず外に漏れているのではと心配になるほどの音量なのは、カメラに近いからというだけではないと感じた。
(こんなに、激しく・・・)
『・・・あっ、はっ』
微かだった若い男の子の短い声も、聞こえるようになってきた。
音に合わせて前後に揺れていた顔が後ろを向くと、喘ぎ声の合間に甘えるような声で話し掛ける。
『ああん、嫌ぁあ・・・。そっ、そんなにしたら、ぁはん、すぐ・・・。あん、だめ・・・』
本気で拒絶していないことは、数分前から続いている、性感の昂まりに翻弄されつつも悦んでいる声から判る。
相手の若い男の子も、そのことは判っているようだ。
『萩子さん、逝きそうなんですね。いいですよ、逝ってください』
『うんっ、んむぁあ。は、悠希くん、も、ああんっ、今度は、あぁ、一緒に・・・』
肯定した萩子が、喘ぎ声の合間に途切れ途切れでお願いする。
(シュウ、逝きそうなんだ・・・)
しかし、今度はその言葉に悠希は応えなかった。
ずっと続いていた音が一旦止むと、萩子の頭が少し遠ざかり、裸の上半身までがメインモニターに映り込む。ベッドに横になった時に着ていたお気に入りのチェック柄のパジャマとグレーの下着は、昨夜ベッドに悠希を迎え入れてすぐに始まった行為で、既に悠希に脱がされていた。
明るくなってきていた外からの陽光が、すぐ横の窓から萩子の裸体を照らし、きめ細やかな肌に浮かんだ汗に反射して煌めいている。顔だけでなく、普段色白の裸体までが上気して紅く染まり、興奮が強いことが見て取れた。
悠希が動きを再開する。
『あぁ、悠希くん、いい・・・、ぁはん』
貴之は書斎の椅子に座って、目の前の机にあるパソコンの2つの画面を見ていた。
暗い室内でそこだけ明るいふたつのモニターの1つつ、メインモニターには正面を向いた顔がアップで映っている。うっとりとした表情のその顔は、紅く上気していた。
『・・・あっ、ぁは、うぅん、あぁ・・・』
パソコンに有線で繋いで片耳に嵌めたイヤホンからは、半開きの口から溢れる官能的な声と共に、柔らかい肉をリズミカルに叩くぱんぱんという音が絶え間なく聞こえている。もう1つのサブモニターに、女性を後ろから突いている男性が映っていた。
ボリュームを絞っているにもかかわらず外に漏れているのではと心配になるほどの音量なのは、カメラに近いからというだけではないと感じた。
(こんなに、激しく・・・)
『・・・あっ、はっ』
微かだった若い男の子の短い声も、聞こえるようになってきた。
音に合わせて前後に揺れていた顔が後ろを向くと、喘ぎ声の合間に甘えるような声で話し掛ける。
『ああん、嫌ぁあ・・・。そっ、そんなにしたら、ぁはん、すぐ・・・。あん、だめ・・・』
本気で拒絶していないことは、数分前から続いている、性感の昂まりに翻弄されつつも悦んでいる声から判る。
相手の若い男の子も、そのことは判っているようだ。
『萩子さん、逝きそうなんですね。いいですよ、逝ってください』
『うんっ、んむぁあ。は、悠希くん、も、ああんっ、今度は、あぁ、一緒に・・・』
肯定した萩子が、喘ぎ声の合間に途切れ途切れでお願いする。
(シュウ、逝きそうなんだ・・・)
しかし、今度はその言葉に悠希は応えなかった。
ずっと続いていた音が一旦止むと、萩子の頭が少し遠ざかり、裸の上半身までがメインモニターに映り込む。ベッドに横になった時に着ていたお気に入りのチェック柄のパジャマとグレーの下着は、昨夜ベッドに悠希を迎え入れてすぐに始まった行為で、既に悠希に脱がされていた。
明るくなってきていた外からの陽光が、すぐ横の窓から萩子の裸体を照らし、きめ細やかな肌に浮かんだ汗に反射して煌めいている。顔だけでなく、普段色白の裸体までが上気して紅く染まり、興奮が強いことが見て取れた。
悠希が動きを再開する。
『あぁ、悠希くん、いい・・・、ぁはん』

