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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜

「はい、おまたせ」
完成した朝食を、悠希の前に運びました。
「ありがとうございます!うわー、美味しそう」
悠希は目を輝かせます。
「いただきます!」
スクランブルエッグを一口食べると、
「めっちゃ美味しい!」
と感嘆の声をあげました。
「よかった。久しぶりに作ったので、ちょっと不安だったのよね」
「そうなんですか。味ももちろんですが、このふわふわな感じ、今まで食べたことありません」
「ありがとう」
絶賛されて嬉しくなります。
「さすが、料理教室に通っていると違いますね」
(あれ?)
調理器具を洗っていた萩子の手が止まりました。
「料理教室に通ってるって、私言ってた?」
「この前の質問じゃんけんで、趣味を訊いたら料理って答えた時に言ってましたよ」
悠希を見ると、ジャムを塗ったトーストを食べています。
「このジャムも美味しいですね」
「一応、自家製なのよ。えー、言ったかなー」
悠希が萩子に顔を向け、にやりと嗤いました。
「忘れてるんじゃないですか?あの時、かなり酔ってましたからねー」
萩子の脳裏に、誕生パーティーの出来事が浮かんで、顔が赤くなります。
「もう!私、洗濯の方をしてくるから、ひとりで食べてて!」
がちゃがちゃと音をたてて洗い物を終えると、足早に洗濯機のある脱衣室に移動しました。
(また、思い出しちゃったじゃない・・・)
「はあーっ」
衣服を洗濯槽に入れながら、萩子は熱い溜め息をつきます。
玄関でディープキスと胸を弄られたとき、一瞬で躰に火が付いてしまっていました。
(悠希くんのお腹が鳴らなかったら、あのまま寝室で・・・)
結局そうはならず、朝食を作っている間は一旦治まっていました。しかし今、悠希の発言をきっかけに躰の昂ぶりが再燃しています。
洗濯物を全て移し終えると、一度扉の方を見てちゃんとしまっていることを確認してから、スウェットのパンツを下ろしました。
(やっぱり・・・)
完成した朝食を、悠希の前に運びました。
「ありがとうございます!うわー、美味しそう」
悠希は目を輝かせます。
「いただきます!」
スクランブルエッグを一口食べると、
「めっちゃ美味しい!」
と感嘆の声をあげました。
「よかった。久しぶりに作ったので、ちょっと不安だったのよね」
「そうなんですか。味ももちろんですが、このふわふわな感じ、今まで食べたことありません」
「ありがとう」
絶賛されて嬉しくなります。
「さすが、料理教室に通っていると違いますね」
(あれ?)
調理器具を洗っていた萩子の手が止まりました。
「料理教室に通ってるって、私言ってた?」
「この前の質問じゃんけんで、趣味を訊いたら料理って答えた時に言ってましたよ」
悠希を見ると、ジャムを塗ったトーストを食べています。
「このジャムも美味しいですね」
「一応、自家製なのよ。えー、言ったかなー」
悠希が萩子に顔を向け、にやりと嗤いました。
「忘れてるんじゃないですか?あの時、かなり酔ってましたからねー」
萩子の脳裏に、誕生パーティーの出来事が浮かんで、顔が赤くなります。
「もう!私、洗濯の方をしてくるから、ひとりで食べてて!」
がちゃがちゃと音をたてて洗い物を終えると、足早に洗濯機のある脱衣室に移動しました。
(また、思い出しちゃったじゃない・・・)
「はあーっ」
衣服を洗濯槽に入れながら、萩子は熱い溜め息をつきます。
玄関でディープキスと胸を弄られたとき、一瞬で躰に火が付いてしまっていました。
(悠希くんのお腹が鳴らなかったら、あのまま寝室で・・・)
結局そうはならず、朝食を作っている間は一旦治まっていました。しかし今、悠希の発言をきっかけに躰の昂ぶりが再燃しています。
洗濯物を全て移し終えると、一度扉の方を見てちゃんとしまっていることを確認してから、スウェットのパンツを下ろしました。
(やっぱり・・・)

