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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
火曜

綾乃はスーツを着て 家を出る 隣家の主婦が
家の前で綾乃の姿を見て頭を下げて来る姿に
頭を下げ 家の前を通り過ぎ バス停に向かった
バスが通る街道に ハザードを付けた迎えの車
前日、遙にメールで頼み 街道で待つよう
頼んだ車に乗り込み 沢入の許へ向かった

月曜

「 此れは 外そうか 」

作務衣を着た痩せて鋭い双眸の男が 
紅い麻縄を片手で持ち 綾乃の首を飾る
チョウカーを指で指し 綾乃は譲に視線を送り、
頷く姿に首から チョーカーを外して、
男の前、全裸のまま 手を体の脇に下ろし立った

前週金曜まで 沢入の前で 演技の指導を受け続け
目線の使い方、目の中に感情を入れろと
何度もビデオの中の女性の視線を追い 繰り返し
沢入に視線を送り続け、その度首を振られ
月曜、車は社長の自宅へ、走る車の中
一週間振り 股間が濡れて来る 何時もの様に
玄関で結城の出迎えを受け リビングの棚から
赤いチョウカーを首に巻き、寝室の扉を開けて
綾乃は中に立つ男達を見て、青ざめた

扉の向こうから ビデオカメラを抱えた男が
綾乃にレンズを向け、カメラの上の小さな赤い球に
光が灯り、譲と並ぶ作務衣を着た男が綾乃の裸身に
視線を、綾乃は覚悟を決め、一歩踏み込み
壁に設えた扉を開け、手に持った洋服と下着を
棚の中へと収め、譲の前で膝ま付き 頭を下げた
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