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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

 千勢は、蜜壺に男根の脈動と、ほとばしった精の温みを感じながら、締め付けを緩めて、上体を前に倒し、誠一に舌を絡めた。誠一は、胸に当たる千勢の乳房の弾力と、舌のぬめりと、射精後の亀頭のむず痒い余韻を堪能しながら、両手を回した千勢の背中や尻を、ゆっくり撫で続けた。千勢が、唇を離してささやいた。

 「ご主人様。もう少しこのまま、くっついていてもよろしゅうございますか。」 誠一は、返事の代わりに、脇に寄せてあった掛け布団を引くと、千勢の背中に回しかけてやった。10分ほども誠一に抱き着いていた千勢は、やがて 「ああ気持ちよかった。」 とつぶやいてから、布団の中でモゾモゾと動き始め、いつの間にか敷布団の下に挟み込んであった薄懐紙を取り出して、後始末をしたあと、再び、裸のまま誠一の脇に横寝して寄り添った。そして、自分の体内に男の精を受けたことには何も触れず、明るい声で文学の話を始めた。

 「ご主人様のご本をお借りしてよいか、さっき台所で幸乃さんにお伺いしましたら、<ご厚意に甘えてもいいけれど、どれも大事なご本だから間違いがないように、持ち出しはしないで、お留守の間とか、ご主人様の邪魔にならない時にお部屋で読ませていただきなさい>と言われました。」
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