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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

掛け布団から、千勢の下半身だけが外に出て露(あら)わになった。誠一が、男根に生ぬるく、ねっとりした感触を覚えながら、目の前のズロースを引き下ろすと、何かを催促するように尻が振られ、その中心を覆う濃い目の陰毛が情欲をそそった。誠一は、前週の良枝の振舞いを思い出して、陰毛を撫でながら割れ目を指で開き、乳白色に潤む敏感な突起に舌を当てた。千勢の体全体がビクっと震え、蜜壺の鮮やかな桃色の肉壁が蠢(うごめ)くのが見えた。
掛け布団の中央辺りが、上下に波打つように動き始めた。誠一が、男根への口技の快感に浸りながら、千勢の割れ目を舐め続けていると、やがて掛け布団の動きが止まり、千勢が全身を脱力させた。誠一の目の前で、蜜壺が収縮し、淫乱の汁が溢(あふ)れ出た。千勢はしばらくの間、体の動きを止めていたが、突然に上体を起こして掛け布団を跳ね除け、誠一の方に向き直って腰に跨(またが)ると、手で握った男根を蜜壺に当てて、静かに腰を下ろした。
蜜壺は、男根を滑らかに受け入れた。誠一は、初めて挿入した千勢の蜜壺の入口から奥まで、内壁の全体に、小さなコリコリした肉球の密集があるように感じ取り、その初めての感触に驚いた。肉球が渦巻のように男根を撫で上げ、強い快感を与えた。

