この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第63章 お墓参り
「ここに、みなとさんを連れてくるのは、本当は間違い、なのかもしれない。
僕の心のなかで全部ケリを付けなきゃいけないのかもしれない。
でも・・・こうした方がいい気がして・・・。
・・・みなとさんは、嫌・・・でしたか?」
いや、じゃない。
何か、とても大切な、蒼人さんにとって大切なところに、私は立ってる気がする。
そして、きっと、蒼人さんは私のことをいっぱい考えて、こうしようときめてくれた気がする。
私も、蒼人さんの横にしゃがみ込んだ。
「栞さん・・・は、どんな方だったんですか?」
「とても、真っ直ぐな人でした。そして、強い人、でした」
蒼人さんは、ゆっくりと、話してくれた。
栞さんと、蒼人さんの物語を。
僕の心のなかで全部ケリを付けなきゃいけないのかもしれない。
でも・・・こうした方がいい気がして・・・。
・・・みなとさんは、嫌・・・でしたか?」
いや、じゃない。
何か、とても大切な、蒼人さんにとって大切なところに、私は立ってる気がする。
そして、きっと、蒼人さんは私のことをいっぱい考えて、こうしようときめてくれた気がする。
私も、蒼人さんの横にしゃがみ込んだ。
「栞さん・・・は、どんな方だったんですか?」
「とても、真っ直ぐな人でした。そして、強い人、でした」
蒼人さんは、ゆっくりと、話してくれた。
栞さんと、蒼人さんの物語を。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


