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女性のための犯され短編集
第18章 無言の責め苦に犯される

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どれだけの時間が過ぎたのか。彼女の意識は輪郭のない世界をさまよい、喉は枯れ果てていた。
淫猥な刷毛の動きが止まり、いつの間にか耳への振動も消えたとき、彼女はぐったりと拘束椅子に沈み込む。
息は細く、汗と涙で顔が濡れている。
コツン....コツン....コツン....
男が近づいてくる気配がした。無言のまま、彼女の目隠しを外すのか、それとも新たな責めを始めるのか──。彼女にはもう、それを考える力すら残っていなかった。
(終)

