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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第17章 最後のタイムリープ

スタジオのセットは、女の子の部屋をイメージした可愛らしい空間だった。
ピンクのカーテンが光を透かし、少し豪華なベッドやソファー、パソコンデスクが置いてある。
小物まで可愛らしく飾られ、まるで雑誌の1ページを切り取ったような雰囲気だ。
心結は涼の指示で、カーテンの前に立ったり、机に座ってノートを開く仕草を見せたりしている。
「その表情可愛いね~?心結ちゃんって、モデルでもいいんじゃないかな~」
「本当ですか? ありがとうございますっ!!」
涼の柔らかい声で褒めるたび、心結の顔に優しい笑みが溢れる。
涼が全て指示していて、智樹はカメラを構え、心結の様子を撮影するだけ。
心結はどこか照れくさそうに微笑むが、その表情は次第にカメラに向けたものへと変わり始める。
「そうそう、その感じ! 智樹、今の笑顔、ちゃんと撮れてる?」
「……あ、ああ。撮れてますよ……」
智樹はぎこちなく答えながら、シャッターを切る手に力が入った。
だが、雲行きが怪しくなってきたのは、涼がこんな言葉を口にした時だった。
「次は、もう少し大人っぽい表情を見せてくれる?」
心結は一瞬戸惑ったようだったが、涼の穏やかな笑みに押され、カメラに向かって表情を作り始める。
「こんな感じ……ですか?」
心結の瞳がうっとりと潤んで、カメラを見つめてきた。
一瞬、ドキッとする智樹。
ココはいつでも可愛い……
でも……
この空気感は……
ピンクのカーテンが光を透かし、少し豪華なベッドやソファー、パソコンデスクが置いてある。
小物まで可愛らしく飾られ、まるで雑誌の1ページを切り取ったような雰囲気だ。
心結は涼の指示で、カーテンの前に立ったり、机に座ってノートを開く仕草を見せたりしている。
「その表情可愛いね~?心結ちゃんって、モデルでもいいんじゃないかな~」
「本当ですか? ありがとうございますっ!!」
涼の柔らかい声で褒めるたび、心結の顔に優しい笑みが溢れる。
涼が全て指示していて、智樹はカメラを構え、心結の様子を撮影するだけ。
心結はどこか照れくさそうに微笑むが、その表情は次第にカメラに向けたものへと変わり始める。
「そうそう、その感じ! 智樹、今の笑顔、ちゃんと撮れてる?」
「……あ、ああ。撮れてますよ……」
智樹はぎこちなく答えながら、シャッターを切る手に力が入った。
だが、雲行きが怪しくなってきたのは、涼がこんな言葉を口にした時だった。
「次は、もう少し大人っぽい表情を見せてくれる?」
心結は一瞬戸惑ったようだったが、涼の穏やかな笑みに押され、カメラに向かって表情を作り始める。
「こんな感じ……ですか?」
心結の瞳がうっとりと潤んで、カメラを見つめてきた。
一瞬、ドキッとする智樹。
ココはいつでも可愛い……
でも……
この空気感は……

