この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第8章 オークションの舞台裏

心結は涼の名前が出た瞬間、懐かしさが込み上げてくる。
ただ智樹とは違う感情だった。
涼……?
と心の中で呟く心結だが、その感情が何なのかよくわからない。
少し薄い暖かさ。
少しだけ切ない気持ち。
前世で家族や恋人や友達も……
この世でもう一度出会う……
心結の脳裏でそんなテレビで聞いた言葉が何度も響く。
そのとき、誠社長が不気味な笑みを浮かべて、涼の名前を口にした。
「ホストと男優の二刀流か……?そいつは使えるな。
心結、そいつとステージに立て」
心結の体が硬直し、冷たい汗が背中を伝う。
「ステージに立つ……って、どういうことですか?」
そんな心結の質問に、社長は軽く肩をすくめた。
「わかってるだろ?
客の前でショーをやるんだ。
まな板ショーってやつだ。
あの男を助けたいなら、それで勘弁してやろうって事。悪い話ではないだろう?」
「まな板ショーって……?」
心結はインパクトの強い言葉を口にした心結。
それが何かわからないが、不吉な予感しかしない。
すると社長は心結の耳元で囁いた。
「涼って男とセックスするんだ……」
心結は唖然とした表情を見せると、項垂れるように俯いた。
こんなの間違っている……
でも他に私にできることなんて……
智樹を助けたいが、自分にできることが、そんな道しか残されていない。
そんな残酷な現実が突きつけられた。
ただ智樹とは違う感情だった。
涼……?
と心の中で呟く心結だが、その感情が何なのかよくわからない。
少し薄い暖かさ。
少しだけ切ない気持ち。
前世で家族や恋人や友達も……
この世でもう一度出会う……
心結の脳裏でそんなテレビで聞いた言葉が何度も響く。
そのとき、誠社長が不気味な笑みを浮かべて、涼の名前を口にした。
「ホストと男優の二刀流か……?そいつは使えるな。
心結、そいつとステージに立て」
心結の体が硬直し、冷たい汗が背中を伝う。
「ステージに立つ……って、どういうことですか?」
そんな心結の質問に、社長は軽く肩をすくめた。
「わかってるだろ?
客の前でショーをやるんだ。
まな板ショーってやつだ。
あの男を助けたいなら、それで勘弁してやろうって事。悪い話ではないだろう?」
「まな板ショーって……?」
心結はインパクトの強い言葉を口にした心結。
それが何かわからないが、不吉な予感しかしない。
すると社長は心結の耳元で囁いた。
「涼って男とセックスするんだ……」
心結は唖然とした表情を見せると、項垂れるように俯いた。
こんなの間違っている……
でも他に私にできることなんて……
智樹を助けたいが、自分にできることが、そんな道しか残されていない。
そんな残酷な現実が突きつけられた。

