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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第8章 オークションの舞台裏

しかしその願いが届く前に、誠社長が姫のタバコを買って、控え室に戻ってきた。
「すごい騒ぎだったみたいだな?逃げようとしたって、どういうことだ?」
優斗の顔が引きつっているのがわかる。
心結も横に並んだまま、その場に立ち尽くしていた。
その時、また甘ったるい声が聞こえてきたので、心結がそちらを見ると、姫がスマホで誰かと話している様子。
「もしもし~?え~っ?迎えに来てくれたの~?嬉しいっ!!じゃあ今から帰るね~」
心結はその声に、現実感を失いかけた。
この状況を知っているはずなのに、姫は全く空気が読めずに、浮かれた様子で帰ろうとしているのだから。
すると誠社長が姫に声をかける。
「またホストか?」
「うんっ!!一緒に住んでるの~。まだ売れてないけど、私が養ってあげてるんだよ~。ホストやりながら、バイトでちょくちょくAV男優もやってるの~。
今流行りの二刀流だねっ!!」
全く空気の読めない姫は、スマホの写真を誠社長に見せていた。
「どう?カッコいいでしょー?涼っていうんだよ~」
その声を聞いた心結は、胸がドキッとする。
……涼……?
知ってる名前……?
その名前を聞いた瞬間、心結は不思議な感覚に襲われた。
「すごい騒ぎだったみたいだな?逃げようとしたって、どういうことだ?」
優斗の顔が引きつっているのがわかる。
心結も横に並んだまま、その場に立ち尽くしていた。
その時、また甘ったるい声が聞こえてきたので、心結がそちらを見ると、姫がスマホで誰かと話している様子。
「もしもし~?え~っ?迎えに来てくれたの~?嬉しいっ!!じゃあ今から帰るね~」
心結はその声に、現実感を失いかけた。
この状況を知っているはずなのに、姫は全く空気が読めずに、浮かれた様子で帰ろうとしているのだから。
すると誠社長が姫に声をかける。
「またホストか?」
「うんっ!!一緒に住んでるの~。まだ売れてないけど、私が養ってあげてるんだよ~。ホストやりながら、バイトでちょくちょくAV男優もやってるの~。
今流行りの二刀流だねっ!!」
全く空気の読めない姫は、スマホの写真を誠社長に見せていた。
「どう?カッコいいでしょー?涼っていうんだよ~」
その声を聞いた心結は、胸がドキッとする。
……涼……?
知ってる名前……?
その名前を聞いた瞬間、心結は不思議な感覚に襲われた。

