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天狐あやかし秘譚
第88章 昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
☆☆☆
「日暮さん・・・日暮さん!」

肩を揺すられ、日暮はガバっと身体を起こす。どうやら占部衆の事務室の机に突っ伏して寝てしまっていたようだった。起こしたのは占部の陰陽師である設楽だった。

「はにゃ・・・?」

一瞬、ここがどこだかわからなくなった日暮は奇妙な声を上げてしまう。

「会議中ですよ、どうしたと言うんですか?」
はっと声がする方を向くと、そこには冴守がいた。思い出した、今は衆の会議中だ。そして、この時間は、ここ1週間に発生した陰陽寮が取り組むべき重要案件について話し合っているところだった。

四角く据えられた会議テーブルのひな壇部分には土門が座っている。冴守は厳しい顔をしているが、土門はそんな日暮の様子を全く意に介していないようだった。むしろ日暮の方を見て何やらにやにやしてすらいる。
「美澄は・・・うん、うん・・・」
意味深に頷いてみせる。それを見て、日暮は顔が赤らんでしまった。

ーまさか・・・土門様にはバレている・・・?

何がバレたか?日暮の頭に浮かんだのは、昨日の痴態・・・激しいオナニーのことだった。

ー猫神の舌・・・き、気持ちよかった・・・

そう、日暮は昨日、あのあと自らの式神『猫神』に、日暮自身を慰めるよう指示をしたのだ。もちろんそんなことを指示したこともなかったし、やってくれるかもわからなかったが、あにはからんや。猫神自身の機嫌が良かったのか、彼(彼女?)もそれに興味があったのかわからないが、素直に従ってくれた。

にゃあ・・・

一声鳴くと、ぺろり、と陰唇からクリトリスまでを舐めあげてくれる。猫の舌特有のザラリとした感触が新鮮な刺激となって、それだけでビクンと体が震えてしまう。

『はん♡』

甘い声が漏れてしまう。最初は遠慮がちだったのに、すぐに膝を立ててMの字に足を開き、猫神が舐めやすいように腰の位置まで調節してしまう。

猫神もなんだか主がピクピク反応してくれるものだから面白くなったのかもしれない。今度は小刻みにクリトリスを中心にぺろぺろ、ぺろぺろ舐め始める。少し強めに舐められ、しかもザラザラっとした感触で擦り上げられたことで、ジンジンと身体の中に響くような気持ちよさだ。

『あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡・・・も、あ♡・・・すごい、すごいい!!もっと、もっとしてぇ・・・』
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