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天狐あやかし秘譚
第87章 【第17話:鬼子母神】追奔逐北(ついほんちくほく)
下半身と乳首への執拗な愛撫が、半ば意識のない十和子の性感を強引に呼び覚ましていく。そうして十分に濡れそぼった十和子の陰裂に、ぬるりと奥田の指が滑り込んでいく。最初は人差し指を、すぐに中指まで挿れて中をかき回す。十和子の中はうねうねと柔らかくうねっており、熱く熟していた。引き抜いた指をぺろりと舐めると淡い女の匂いがする。

そのまま足を大きく開き陰裂に自らの肉棒を押し付けていく。十和子の円熟したボディに興奮し、奥田の肉棒もまた張り裂けそうに怒張し、その先っぽからはダラダラと匂い立つ男の分泌液が垂れ流されていた。

「じゃあ・・・ハツモノ、いただくぜ・・・」

奥田はこうして『調達』してきた女を最初に犯すことを自分で『ハツモノ』と呼んで、その感触を好んでいた。もちろん、仲間にぐちゃぐちゃに輪姦されている間にも抱くことはあるのだが、やはり、最初に比べてマンコの締りは悪くなる。ビールと同じだ。最初の一発目が一番美味しい。

ぬめった亀頭が十和子の陰唇を押し広げていく。『ぐう・・ん・・・』と声を上げ、やや眉をひそめるが構わずに奥へ奥へと差し込んでいく。ぬるりとした感触。温かくちんぽを包み込む肉襞。蕩けたマンコから溢れる愛液がいやらしく泡立つ様子。全てが奥田を興奮させ、更に奥へと突き入れたいという欲求とともに、ペニスの奥にぐいっと力が入る。

「あんっ♡」

胎内でびくりとちんぽが震えたのが分かったのか、十和子が甘い声を上げる。それがまた奥田の興奮に拍車をかけた。

もう、止まらなかった。

ずんずん、ぐちゃぐちゃと腰を突き入れ、子宮口を叩き、肉襞を擦る。両の足を抱えるように持って欲望のままに腰を叩きつけると、その振動で十和子おっぱいがぶるんぶるんと震えていた。

ーう・・・ううう・・・出すぞ・・・出すぞ!!

ぐいっと腰を突き入れると前のめりになり十和子の頭を抱え込むようにする。その唇に自らのそれを押し付け、舌を口腔内にねじ込む。ぐちぐちと己の舌で十和子の口内を犯しながら、奥田は彼女の最奥で欲望の奔流を吐き出し続けた。

一回・・・二回・・・三回・・・

怒張はビクリ、ビクリと胎内で震え、一番奥の奥に白濁液を流し込み続ける。
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