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ふみふみ
第16章 離別
引っ越し当日…。
空が青く澄んでいて良いお天気に恵まれた。
引っ越し屋さんが七海ちゃんの荷物を運んでくれる。
アタシとモモは部屋の隅っこで隠れていた。
そんなアタシとモモを見ると七海ちゃんは2つのキャリーケースを持ってきて、アタシたちをその中に入れた。
引っ越し屋さんは荷物を全て運び終えると七海ちゃんの新居に向かってゆく。
七海ちゃんは朋子にタクシーを読んで貰いタクシーにアタシとモモを乗せた。
「七海ちゃん、元気でね…身体には気を付けてね…」
「ありがとうございます、お義母さんもお元気で…」
そう話し終わるとタクシーは走ってゆく。
タクシーは暫くアタシたちを乗せて走ってゆく。
すると、1軒のコンビニの前で停まった。
このコンビニの2階が七海ちゃんの新しい家なのだった。
引っ越し屋さんはすでに来ていて待っていた。
七海ちゃんは新しい家の鍵を外してドアを開ける。
そこには、「新しい人生」と言う言葉が詰まっている。
その部屋に沢山の荷物が運ばれてゆき、一気に部屋の中は荷物でいっぱいになった。
アタシとモモは引っ越しが終わるまでキャリーケースの中にいた。
引っ越し屋さんはテキパキと荷物を運んでくれる。
荷物を運び終わると引っ越し屋さんは帰って行った。
すると、今度は注文しておいたベッドが運ばれてきた。
そのベッドも組み立てて貰いセッティングもしてもらう。
ベッドの圧縮されたマットレスを広げた。

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