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秘密のお仕事♡
第1章 ターゲット1
急速冷凍完了!
タンクメーターは満タンを知らせては来ない

残量2ml……
あんなに興奮させたのにいつもと同量きっかり3ml

倒れ込んだ陸は荒く息を吐き出し
呼吸が整っていない

まとわりつくように身を寄せれば
陸の太い腕が巻きついてくる

「紗奈…体…大丈夫??」

「うん…平気」

「気持ち良かったな」

「うん…ッッ…」

陸の唇が重なり、次の言葉が飲み込まれる

「紗奈…愛してる」

「私も…愛してる」

ギュッと抱きしめられて陸の鼓動を感じながら
ウトウトと微睡んでしまう

あと2ml……なのに……

思った以上に体力を消耗したのか睡魔には勝てず
そのまま意識を手放した



ふと、目が覚めるとまだ薄暗い朝方5時

陸もあのまま寝てしまったのか
2人とも裸のままだ

まだ眠気が覚めた訳ではないけれど
ここで残りの2mlを回収してしまおうか…

同じ時期に任務に出た仲間の中には既に回収を終え
次のターゲットに移った奴もいると聞いている

負けてはいられない

ぐっすりと眠る陸は静かな寝息をたてている。

寝顔は普段より少しあどけない感じで
この寝顔を見る時間はとても好きだ。
ボサボサと下ろされた髪にそっと触れながら
最初の任務の男が陸で良かったと心から思った!

人間のような複雑な感情は持ち合わせてはいないが
好きという感情はきちんと芽生えていた

次のセックスが陸との最後

回収が終われば陸から私の記憶は消され
元の生活に戻る!
私は次のターゲットに派遣され
また新しい任務に取り掛かる!

だから…今だけ!
このほんの少しの時間だけは……

しばらく陸の寝顔を見つめ
柔らかな髪を撫でていた

「…んッッ……紗奈?」

掠れた声で呼びかけられ

「あっ…ごめん…起こした?」

「今…何時?」

「まだ5時だよ」

「…寝れないの?」

うっすらと開けた瞳は焦点が合わず
また静かに閉じられた

「ちょっと目が覚めた…トイレ行ってくる」

トイレから寝室に戻ると
部屋中に隠微な香りが充満していた

「おかえり」

布団に潜り込むと陸が体を包み込むように
後ろから抱きしめてくる

「起こしてごめんね」

「今日は休みだし…もう少し寝よう」

「うん…」

そうだ…
残りは今夜のセックスで回収しよう

そして明日、出勤したタイミングで
陸の記憶を消してもらおう

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