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The Bitch (ザ、ビッチ)
第7章 2024年3月17日日曜日

54
「よかったじゃない…
生々しい、男と女の本当のセックスを…
それもお互いが欲し、激しく求めあうホンモノの交わりを見れたんだからさぁ…」
そうわたしはサディスティックな心の衝動の昂ぶりの命ずるままに…
敢えて麻耶さんの心を逆撫でする、いや、心をえぐるコトバを選び、発していく。
「…………………」
「それにさぁ、和哉の本質もさぁ…」
わたしは怒りに黙って、いや、言葉を失って震えている麻耶さんに、続けて、いいや、容赦なく…
ううん、サディスティックな昂ぶりの悦ぶままに話していく。
「和哉の本質…
つまりはさぁ、ストッキングフェチっていう性癖、変態嗜好が分かってさぁ、よかったじゃないのぉ…」
わたしは敢えて、ストッキングフェチを変態嗜好と称する。
「………………」
「え、あら、麻耶さん、和哉のストッキングフェチの変態性癖を知らなかったのぉ?」
「ぇ…………」
すると麻耶さんは目を泳がせて、反応してきた。
「えぇ、ほぼ職場で毎日の様に一緒にいるのにさぁ、まさか、和哉のフェチを知らなかったのぉ…」
神経を逆撫でするような、意地悪な言葉と声音…
自分でもそのイジワルさ、サディスティックさに呆れて、あ、いや違う、昂ぶりを感じてきていた。
わたしのビッチさは完全にスイッチが入ってしまったのである…
「ストッキングフェチ…」
麻耶さんは弱々しく呟く…
どうやら本当に気付いてなかったようだ。
「もぉ、ダメねぇ、ホントに和哉を好きで見ているはずならば、ストッキングフェチくらいに気づかなくっちゃぁ…」
わたしのビッチの昂ぶりは止まらない。
「え…あ……」
麻耶さんは悔しいのか唇を噛む。
だが、その姿はビッチなわたしの昂ぶりをますます刺激してくる。
「もぉ、ダメねぇ…
和哉はさぁ、ある意味わたしのストッキングの魅惑さにも惹かれ、魅せられてもいるのよぉ…」
「う…」
更に唇を噛みしめる…
なぜか、その唇がわたしには魅惑的に見えてしまう。
やっぱりわたしは変態なのかなぁ…
と、面白がっているもう一人のわたしが囁いてくる。
そして、ビッチなサディスティックな衝動は止まらない…
いや、ますます拍車を掛けてくる。
「だからさぁ、ほらぁ、さっきもさぁ…」
「よかったじゃない…
生々しい、男と女の本当のセックスを…
それもお互いが欲し、激しく求めあうホンモノの交わりを見れたんだからさぁ…」
そうわたしはサディスティックな心の衝動の昂ぶりの命ずるままに…
敢えて麻耶さんの心を逆撫でする、いや、心をえぐるコトバを選び、発していく。
「…………………」
「それにさぁ、和哉の本質もさぁ…」
わたしは怒りに黙って、いや、言葉を失って震えている麻耶さんに、続けて、いいや、容赦なく…
ううん、サディスティックな昂ぶりの悦ぶままに話していく。
「和哉の本質…
つまりはさぁ、ストッキングフェチっていう性癖、変態嗜好が分かってさぁ、よかったじゃないのぉ…」
わたしは敢えて、ストッキングフェチを変態嗜好と称する。
「………………」
「え、あら、麻耶さん、和哉のストッキングフェチの変態性癖を知らなかったのぉ?」
「ぇ…………」
すると麻耶さんは目を泳がせて、反応してきた。
「えぇ、ほぼ職場で毎日の様に一緒にいるのにさぁ、まさか、和哉のフェチを知らなかったのぉ…」
神経を逆撫でするような、意地悪な言葉と声音…
自分でもそのイジワルさ、サディスティックさに呆れて、あ、いや違う、昂ぶりを感じてきていた。
わたしのビッチさは完全にスイッチが入ってしまったのである…
「ストッキングフェチ…」
麻耶さんは弱々しく呟く…
どうやら本当に気付いてなかったようだ。
「もぉ、ダメねぇ、ホントに和哉を好きで見ているはずならば、ストッキングフェチくらいに気づかなくっちゃぁ…」
わたしのビッチの昂ぶりは止まらない。
「え…あ……」
麻耶さんは悔しいのか唇を噛む。
だが、その姿はビッチなわたしの昂ぶりをますます刺激してくる。
「もぉ、ダメねぇ…
和哉はさぁ、ある意味わたしのストッキングの魅惑さにも惹かれ、魅せられてもいるのよぉ…」
「う…」
更に唇を噛みしめる…
なぜか、その唇がわたしには魅惑的に見えてしまう。
やっぱりわたしは変態なのかなぁ…
と、面白がっているもう一人のわたしが囁いてくる。
そして、ビッチなサディスティックな衝動は止まらない…
いや、ますます拍車を掛けてくる。
「だからさぁ、ほらぁ、さっきもさぁ…」

