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The Bitch (ザ、ビッチ)
第7章 2024年3月17日日曜日
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 そのビッチな思いの衝動が高まり昂ぶる程に、反対にこの和哉が愛しく感じでしまい心がウズウズと昂ぶり、疼き始まってきていた…
 それは和哉のわたしを見る目のせいである。

 和哉は自分に非があるのは素直に認め、そしてわたしの目の前にしおらしく座り、本当にあの子供時代に飼っていたペットの犬のビッケを連想させてくる様な目でわたしを見てきていた…
 だが本来はペットとしてのわたしを惹きつけようと機嫌を取り成す意味の愛憐を訴えかけてくる仰ぎ見る様な目なのだが、どうやらもう一つの理由のある目をもをわたしに向けてきているのだ。

 その目とは…

 つまり和哉自身のオスの本能を訴え掛けてきて、また、わたしの中のメスの淫靡な本能をも刺激をしてきて、そして、わたしの性癖をも強く刺激してくるその目、その視線とは…
 ストッキングフェチの熱い想いの目、視線であるのだ。

 和哉は必死に言い訳をし、わたしの機嫌を取り成そうとしながらも…
 目の前に、つまりは対面のソファに座り、脚を組み、そしてブラブラと揺るがせているこのわたしのストッキング脚のつま先を、ずうっと熱い目で、熱いフェチのいやらしい視線を向けて追ってきていたのである。

 そしてその目、視線はまるで、目の前に大好物のエサをブラブラと揺るがせ、お預けをさせられて必死に我慢しているペットの目ともいえる昂ぶりと刹那さの視線ともいえ…
 そんな和哉の熱いストッキングフェチの視線が、ストッキングラブであるわたしの心を、そしてサディスティックで性悪なビッチな想いを更に刺激し、昂ぶらせてきていた。

 もっともその熱い目、視線の意味に気付き、ワザとブラブラをさせてもいたのだが…
 そんなサディスティックなわたしの想いが更に天の邪鬼でビッチな性根を途中から余計に刺激されたともいえる。

 そしてその昂ぶりの疼きが…
 わたしの心にビッチで性悪な思考を囁いてきたのだ。
 
 わたしはスッと組んでいる右のストッキング脚の爪先を自ら動かし、和哉の目の前に持ち上げていき…
「ふぅぅ、それにしてもさぁ、反省してるっていう割にはさぁ…」
 そしてゆっくりと左右に動かし…
「ガン見してきているわよねぇ…」
 と、おそらくは、意地悪で、ビッチな笑みを浮かべながら囁く。

「え、うっ、あっ、あぁ、い、いや…」
 
 

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