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とある家族の裏事情
第2章 裏事情 〜長男の事情〜

猫目の女の家は、年季の入った
外観のマンションだった


女の名前は"れん"というらしい


母親と2人暮らしで
夜の仕事をしている母親は
れんが学校に行ってから帰って来るため
夕方くらいしか顔を合わせない
というと、にかっと笑ってみせた


れんは家に帰るなり、コンビニで
温めてもらった弁当やらお菓子やらを
机に広げ始めた




「れん……さん?ちゃん?は
何才なの………?」




翔太は会話が思いつかず
何となく聞いた

れんは、コンビニ弁当に
がっつきながら



「んぐっ、17〜〜、高2だよ〜
翔太くんは何才なのー??」


「……………15…………」


「んえっ……!!中学生⁈」



なんで付いてきちゃったんだよー
と、れんはケラケラと笑う



「何となく…帰りたくなかったし……」



むぅっと頬を膨らませて翔太は答える


「ふーん…
何かヤバイ系の家なん??」


「いや、普通の家だよ
本当……なんとなくだから………」



れんは、わかるーと軽く言うと
テレビのリモコンを差し出す


「まぁさ、ゆっくりしてけよ!
なんも、ねーけど!」



ケラケラと笑う、れんを見て翔太は
よく笑う子だなと、つられて笑った





れんの家で2時間程、過ごし
その日は帰宅した



母親には遅くなるなら連絡してね
と、言われただけだった

きっと、信頼されてるんだろう




それからは、塾が終わると
れんの家に行くのが毎日の
日課になった

一緒に、ゲームしたり
お菓子を食べて喋ったり

翔太が宿題や勉強をする時は
れんはベッドに転がって
漫画や雑誌を読む

なんて事はない

そんな関係のまま
何週間か経っていた





その日は、翔太が
友達に借りたゲームで遊んでいた



「あ~~~~!! 翔太、強すぎ!!
ぜんっぜん、勝てないっ!!」


れんは、コントローラーを
ポイッと投げると
キッチンに向かい冷蔵庫を開ける

キッチンから、何か飲むー?
という、声が聞こえる

有るから大丈夫〜と
答えながら1人対戦を選択する

コイツ、中々強い…と
コントローラーを指で連打していると


後ろからギュッと、れんが
抱きついてきた





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