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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2
はっきり言って、私は凛子みたいに派手な顔立ちでもないし、メイクも最低限で、ファッションだって失礼のない、身だしなみを整える程度にしか興味もない。

男性経験だって、そんなに多くもないけれども、だからと言って心配されるほど少ないわけでもない。
…けれど。

どうやら私は「淡白」と分類されるらしく。
情熱的な恋愛をしたこともなければ、男性に対しての憧れとかを持つこともなかった。
長々と続いていた説教がひと段落して、最後に凛子が言った。

『葵、凄い魅力的なんだからさぁ…』

…また、始まった。
凛子はいつもそう言う。
私のどこに魅力があるのか、ちゃんと具体的に教えて頂きたい。
凛子みたいに男を惹きつける魅力を持った人に、そんなことを言われても、嫌味にしか聞こえないのは私の僻みだろうか。

『私は、凛子と違うもの。』

と、笑った。

『違うのーっ。
なんで世の中の男性陣はこの魅力的な女性に気付かないのかしら…』

と、ブツブツと言いながら首をかしげていた。
凛子の凄いところは、口にしてることが嫌味でもお世辞でもないところだった。
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