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第4章 優菜

前日

修司は車で自宅に向かう途中で
携帯に着信が　自宅まであと20分位　
慌ててハザードを付け　路肩に止め
焦ったまま携帯にイアフォンを差し込み　耳に差し込んだ
　
ボリュームを上げて　携帯から流れて来る
音に集中する　暫く無音の後　片山の

・・・良いの？・・・　大きな声が耳に響いた　

思わず周りを見回してしまい　また
イヤフォンに　集中する　
無音が流れ　微かな布を擦る音と　
小さな水音が聞こえた

ジーーー　？？？　
聞こえた音は何？？　

・・あっ・・　
優菜の声が聞こえ　鈍い音が続く

頭の中に　想像していく　

さっきの音は　優菜のワンピースの
背中のファスナーを下げる音か？
優菜の　白い裸を思い浮かべて　口を堅く結び　
奥歯が音を立てる

・・ギリ！！・・

今は？？　水音が流れ始め　荒い息使いが微かに聞こえ　
片山が優菜に覆いかぶさる姿を
思い浮かべ　股間が固く成って来る