パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 第10章　奈々

＊＊

１か月後
何時ものレストランで酒井と奈々の食事の姿が
酒井がワインのグラスをテーブルに置いて奈々を見た

「　どうだね、体長は？　」

奈々はテーブルの上のソフトドリンクのグラスに
手を伸ばし少し嬉しそうな表情で

「　まだわかりません？　先月来ていないので
　　多分大丈夫かと、　来週病院へ・・・　」

優しい眼差しで　酒井は奈々を見て頷き
奈々がデザートを食べ終わるのを見た酒井は
立ち上がり、二人は並んでレストランを出て
酒井がホテルの玄関へと歩んで行く
奈々は酒井の耳元で

「　奥様は？　今夜・・・　」

「　旅行に、行ってるよ　今夜は一人寝　
　　奈々さんも体を大事にして　」
奈々に背中を向け、ホテルを出て歩み去って行った