この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Enter を 押した時・・・・
第10章 第10章 奈々
「 部長たちと・・・・ 」

知っている事なのに、聞いてしまう
湯呑の中に視線を送っていた奈々が大志を見て
小さく頷き

「 お風呂で房江さんに言われたの、今日夫達を
  宜しくお願い、最初何を言われて居るのか分からなかった
  真紀さんが、ご主人は私達が相手するからと言われて
  今日はその積りで 貴方をご主人が連れて来たと
  言われたの 大ちゃん私を半年相手してくれなくて
  寂しかった、私も女なの、大ちゃんが望むなら
  受け入れるしか無いと思って部長さんからお誘い受けた時、
  覚悟してたの 」

奈々の言葉を聞いて 部長がこの宿の宿泊券を
渡して来た日の言葉を思い出す

・・奥さんを偶には誘って、ご機嫌を取らないと
  二人で行きなさい、私も時間が合えば真紀を
  連れて行くから ・・・・

図られた・・・大志の体から力が抜け、謝罪の言葉を
奈々に伝えようとした時

「 大ちゃんは、私の事嫌いに成ったの? 」

「 愛してるよ、何故そんな事を聞くの? 」

「 真紀さんが教えて呉れたの、半年前から
  お付き合いしているって、房江さんも
  お付き合いしてると教えられたわ 」
大志の頭が下がった

「 今日、半年ぶりで男の人と、でも私
  大ちゃんが良い・・・ 」
薄桃色の浴衣を着た奈々が 大きな目で大志に
視線を合わせ、少し恥ずかしそうに呟いた
二度目に会話した時と同じ 目に愛しさを浮かべた
奈々がそこに居た
/550ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ