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第10章 第10章 奈々
8時を過ぎた頃、玄関のチャイムが鳴り、長身の若者が
夫の後ろに立ち、挨拶をしてくる、笑顔を出した積りが
顔が強張り、作り笑いで慌てて後ろを向き、リビングへ向かった

「 後藤 大志です 」

大柄な大志が真っ直ぐな姿勢で自己紹介をしてくる
真紀は見上げて、笑顔を出して

「 今日は、ゆっくりして行って下さい 」

見上げた大志の視線を避け、キッチンへ向かい
テーブルにグラスを並べ、冷蔵庫からビールを取り出して、
用意した摘まみを、手早く並べて、夫の横で二人の話に
耳を傾けていた、夫が後藤にビールを差し出して受けている
大志が頷く姿を、何処か遠くの事の様に見て
ビールからウィスキーに替わり
夫が、今日は少し疲れたからと、立ち上がって、

「 後藤君の相手を、頼むな 」

少し酔ったふりをして、寝室へ入ってしまい
リビングで二人にされ、微妙な沈黙が流れて行く
真紀は沈黙に耐えられず、俯いた時、大志が後ろに座り
両の腕に、優しく手の平が覆って来た、大きな手が
腕を包み、真紀は緊張して、体をピクリと震わせ
大志の手に手を重ねた
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