パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第31章 『決戦は土曜日に…第一部』

僕は公開処刑の時間が来たことを
式場のスタッフの人に伝えた。

生田港斗と友坂巴は別室で
落ち着くまで過ごして貰って
友坂巴には着替えをして貰うので
２人が離席してる間に
ムービーを流し終えてはどうかと
スタッフさんから提案して貰えたので。

こちらとしては、友坂巴と
生田港斗には内容を知って
気分のいいものではないだろうから
その方が嬉しいと伝えてOKした。

先ほどまで生田港斗、友坂巴
蛯名葵が座っていたテーブルが
横に退けられて。

出窓のソファ席に…今日の式の
真の主役である。森園美海を
その主役の席に前嶋と
小林が案内して座らせた。

ソファ席の中央に座った
森園美海を２人が挟むようにして
座ると…。司会者が今から
今日のメインイベントが始まると
バンケットルームに集まっている
ゲスト達に説明した。

わぁああぁと歓声が上がって

あちこちのテーブルから拍手と
森園コールが起こる。

何も知らない森園当人は
このコールが持つ意味が理解できず。

会場から割れんばかりの
森園コールが起きていることに
森園は戸惑いながら困惑した表情で
隅から隅まで見回している。