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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第33章 『決戦は土曜日に…第二部』
真奈美ちゃんとしては森園美海が
伊藤雄介と離婚した後の
家庭環境が自分の幼少期と重なって
伊藤陽斗が虐待を森園のストレスから
受けたりしないかを心配した様だ。
森園なら福原の高級店で
人気嬢になれるだろうから
月に100万位返済しても
全然生活できる金残るよと
貴虎が言ってたから。
普通の職場だと…また別の男性と
ただれた関係になるのは見えているので。
そういう店に最初から行かせるほうが
トラブルが起こらなくていいかも知れない。
ハンター迎賓館での…第二部が…
終わったころには夕方になってて。
そっちに電話をしてみたら
1.5次会は済んで新郎新婦が
帰るゲストを見送るのが済んだ辺りで。
まだ会場の片づけをするのに
残っている新郎新婦と近しい
ゲストが何人か残っていると言うので。
『真奈美ちゃん、僕達も
レイン邸宅の方に戻らない?』
「え?あっちに今から戻るんですか?
で、でも…仁さん…、
もうお仕事は…全部…」
真奈美ちゃんが戸惑うのも当然で
旧レイン邸宅での第一部と
こっちのハンター迎賓館での
第二部を終えた後だから
予定していた仕事は全部終わってたけど。

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