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第374章 意識不明Ⅲ

おはようございます✨
美月です｡⁠◕⁠‿⁠◕⁠｡

前回の続きです。
私は担当医師から直ぐにでも退院するようにと言われ、自力で入浴をして歩行訓練も自力で始めたのです。

そんな時、看護師さんがこう言ってくれるのです。

「織作さんはまだ若いから回復も早いわよ、だからリハビリ頑張ってね…」

若いと言われてももう当時は40歳を超えていました。
自分でももう一度自分の足で歩けるのか不安だったのです。

ですが、不思議な事に徐々にではありますが歩行も出来るようになり自力で歩けるようになったのです。

リハビリを始めて2日が経ちました。
また、担当医師からこう言われたのです。

「明日、退院してください…」

半ば、強制的な感じでしたがいつまでも入院している訳にも行きません。
歩けるようになったものの、まだひとりで自宅のお風呂でシャワーを浴びる事に不安があったのです。

翌日、私は退院することになりました。
お世話になった看護師さんに「ありがとうございます」と言い病院を後にしたのです。

帰りはタクシーを使い帰りました。
すると、倫也さんがこう言うのです。