この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妻の下着が変わった時に
第8章 新しい 夫婦生活
土曜

陽子は駅前のロータリーに立っていた

朝食の席で 和夫は時折陽子に視線を送り 
言葉を飲み込む 今日は隼人と初めての一泊の旅行 
和夫の目に嫉妬と諦めの光が浮かび 陽子は
少しの後悔と申し訳無い気持ちを振り解き
手早く食器を片付け 化粧する姿を
和夫はソファーに座り 見ていた 

「 行って来ます 」

小さな旅行鞄を抱え 玄関を出る時
後ろを付き送り出してくれた和夫に声を掛け、
待ち合わせの駅に向かう
電車の中 美和との約束を 隼人にどう伝えよう
頭の中で幾つもの言葉を思い浮かべていた
 
美和と会話をした帰り マンションを出て直ぐ 
隼人にラインを送った 

・・・ 週末 逢いたい ・・・・

直ぐに隼人から返信が 待ち合わせの
場所と時間が 送られて来た

9月も後半 まだ日中は汗ばむ日差しの中
季節は秋に 洋子は淡い黄色のワンピースの
上に白いカーディガンを羽織り、迎えに来る
隼人を待っていた 目の前に白い車が止まり
運転席から 隼人の笑顔が洋子を見て来る
助手席に体を入れ、車は走り出した

「 暫くぶり・・・ 」

膝の上に置いた手に、大きな隼人の手が重なる
隼人の左手に右手を絡め、心が躍り握った指先に力が
/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ