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第8章 新しい　夫婦生活

９月

隼人が子供達と　ディズニーランドと提案してきた　
隼人達と玄関口で待ち合わせ　合流した

昼食場所を決め　和夫は美和と長男と詩音で周り　
隼人は陽子と５年生の息子たちと逆方向へ　
昼食時集合した　

「　ビールが飲みたいな　」
隼人と話す

詩音が嬉しそうに陽子と美和と　
話をしている姿を　和夫は見つめていた　

午後は　５年生の子供を二人連れ美和と４人で周り　
夜の花火の時間には

詩音は疲れたのか隼人に抱かれ眠っていた　

玄関口で別れる時　隼人と　

「　疲れたなーーー　」　
と笑いあい　詩音が目を覚まし

「　陽子ママ　和夫パパ　バイバイ　」

手を振り　駐車場へ向かう姿を
陽子はじっと見つめ　項垂れ
帰りの電車の中哀しそうに窓の外を　
黙って見つめ　溜息を吐く姿を　
和夫は黙って見つめ帰宅した

風呂上りビールを空けていると　
陽子が髪を拭きソファーに座り　
和夫に何か話しかけようとして　

　黙り込む・・・・・　

「　寝ようか？　」

和夫に誘われ　ベッドに横に成り　
陽子は和夫の腕に頭を乗せ目を閉じ　
陽子の背中が　震え始め嗚咽が出て　

「　御免なさい・・・　」

背中を向け　息を整えようとしていた・・・・