この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
想い人
第9章 【続】第四章・一周年の想い人
「カップケーキって難しいんだな。ありがとう」

スッと伸ばされた透也の手が、私の頬を挟む。

目が合えば、透也は目を細め、優しく笑った。


「目の下、隈が出来てる」

「夜中まで掛かったの……」


カップケーキのせいで寝不足。

だからいつも以上にテンション高かった。


けど、目の前で私を優しく見つめる透也の顔に心が落ち着いてくる。

心臓は、ドキドキと煩く騒ぎ出してるけどね。


「……美空……」

透也の顔が更に近付き、ドクンッと一際大きく高鳴る心臓。


チュッ…軽く触れるだけのキス。

頬を紅潮させたまま、ボーッと透也に魅入っていた。


頬に触れていた透也の手が、私の胸へと下がる。

そして、胸を……って、

「朝からエッチしちゃうの⁉︎ 」

うっとりと閉じ掛けていた目を見開き、慌てて透也の手を掴んだ。


「んー? 一回だけ?」

甘えたような声で、首を傾げ、疑問形で言葉を紡ぐ透也。

そんな透也を、私が拒める訳ないのにっ‼︎

/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ