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想い人
第9章 【続】第四章・一周年の想い人

「カップケーキって難しいんだな。ありがとう」
スッと伸ばされた透也の手が、私の頬を挟む。
目が合えば、透也は目を細め、優しく笑った。
「目の下、隈が出来てる」
「夜中まで掛かったの……」
カップケーキのせいで寝不足。
だからいつも以上にテンション高かった。
けど、目の前で私を優しく見つめる透也の顔に心が落ち着いてくる。
心臓は、ドキドキと煩く騒ぎ出してるけどね。
「……美空……」
透也の顔が更に近付き、ドクンッと一際大きく高鳴る心臓。
チュッ…軽く触れるだけのキス。
頬を紅潮させたまま、ボーッと透也に魅入っていた。
頬に触れていた透也の手が、私の胸へと下がる。
そして、胸を……って、
「朝からエッチしちゃうの⁉︎ 」
うっとりと閉じ掛けていた目を見開き、慌てて透也の手を掴んだ。
「んー? 一回だけ?」
甘えたような声で、首を傾げ、疑問形で言葉を紡ぐ透也。
そんな透也を、私が拒める訳ないのにっ‼︎
スッと伸ばされた透也の手が、私の頬を挟む。
目が合えば、透也は目を細め、優しく笑った。
「目の下、隈が出来てる」
「夜中まで掛かったの……」
カップケーキのせいで寝不足。
だからいつも以上にテンション高かった。
けど、目の前で私を優しく見つめる透也の顔に心が落ち着いてくる。
心臓は、ドキドキと煩く騒ぎ出してるけどね。
「……美空……」
透也の顔が更に近付き、ドクンッと一際大きく高鳴る心臓。
チュッ…軽く触れるだけのキス。
頬を紅潮させたまま、ボーッと透也に魅入っていた。
頬に触れていた透也の手が、私の胸へと下がる。
そして、胸を……って、
「朝からエッチしちゃうの⁉︎ 」
うっとりと閉じ掛けていた目を見開き、慌てて透也の手を掴んだ。
「んー? 一回だけ?」
甘えたような声で、首を傾げ、疑問形で言葉を紡ぐ透也。
そんな透也を、私が拒める訳ないのにっ‼︎

