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想い人
第7章 【続】第二章・絶対私の想い人

お互いの乱れた呼吸が響く。
直接飲んだ訳じゃないのに、透也から伝わるお酒の匂いに身体がホワホワと心許なくなってきた。
「美空…っ」
掠れた声。壊れものを扱うかのような優しい手付き。
透也の熱い唇は、私の首筋に小さな痛みを与えながら滑り降りていく。
コテージ内の共用スペースであるキッチン。
フワリと抱き上げられ、私の身体はテーブルの上に腰掛けていた。
「んっ…透也…っ…皆、帰ってきちゃう…」
力なくその胸を押し返してみるけれど、ビクともしない。
むしろ、それは透也を煽る結果になって…
緩められた帯…そして、襟元をグッと開かれる。
「今、皆が帰ってきたら、美空の恥ずかしい姿、見られちゃうね」
─────ドックン…
心臓が…痛い……。
意地悪く笑う透也の顔が、涙でジワリと滲む。
なのに、身体は熱く火照り、身体の真ん中がとろりと溶けたのがわかった。
直接飲んだ訳じゃないのに、透也から伝わるお酒の匂いに身体がホワホワと心許なくなってきた。
「美空…っ」
掠れた声。壊れものを扱うかのような優しい手付き。
透也の熱い唇は、私の首筋に小さな痛みを与えながら滑り降りていく。
コテージ内の共用スペースであるキッチン。
フワリと抱き上げられ、私の身体はテーブルの上に腰掛けていた。
「んっ…透也…っ…皆、帰ってきちゃう…」
力なくその胸を押し返してみるけれど、ビクともしない。
むしろ、それは透也を煽る結果になって…
緩められた帯…そして、襟元をグッと開かれる。
「今、皆が帰ってきたら、美空の恥ずかしい姿、見られちゃうね」
─────ドックン…
心臓が…痛い……。
意地悪く笑う透也の顔が、涙でジワリと滲む。
なのに、身体は熱く火照り、身体の真ん中がとろりと溶けたのがわかった。

