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想い人
第7章 【続】第二章・絶対私の想い人

バサッ
片山さんが掛け布団の上に寝転んでるから、私は蕾さんのものであろう掛け布団を片山さんに掛けた。
ジロリ…片山さんに睨まれる。
───やっぱりわざと身体見せてたんだ!
「透也……」
悩ましげな吐息を吐き出しながら、片山さんは潤んだ目で透也を見つめる。
ていうか、何で呼び捨て⁈
中学時代、そんなに仲が良かった訳⁈
「はいはい、水でしょ?」
私は枕元の上の透明の瓶に入った水をグラスに注ぐ。
「チッ…」
ん⁈ 今、片山さん舌打ちしなかった⁈
見れば、起き上がった片山さんは、わざとらしく透也の胸へと倒れ込んだ。
「ちょっと…っ‼︎ 」
「お水…飲ませて……?」
私の怒りなんかまるで無視で、片山さんが透也を見上げる。
ドラマみたいに、頭冷やせーってグラスの水を頭から掛けてやろうか⁉︎
怒りに震える手で、ギューっとグラスをキツく握り締める。
片山さんが掛け布団の上に寝転んでるから、私は蕾さんのものであろう掛け布団を片山さんに掛けた。
ジロリ…片山さんに睨まれる。
───やっぱりわざと身体見せてたんだ!
「透也……」
悩ましげな吐息を吐き出しながら、片山さんは潤んだ目で透也を見つめる。
ていうか、何で呼び捨て⁈
中学時代、そんなに仲が良かった訳⁈
「はいはい、水でしょ?」
私は枕元の上の透明の瓶に入った水をグラスに注ぐ。
「チッ…」
ん⁈ 今、片山さん舌打ちしなかった⁈
見れば、起き上がった片山さんは、わざとらしく透也の胸へと倒れ込んだ。
「ちょっと…っ‼︎ 」
「お水…飲ませて……?」
私の怒りなんかまるで無視で、片山さんが透也を見上げる。
ドラマみたいに、頭冷やせーってグラスの水を頭から掛けてやろうか⁉︎
怒りに震える手で、ギューっとグラスをキツく握り締める。

