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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

手早く、寿司を京焼の皿に盛り付け、ノンアルコール・ビールとグラスを添えてトレイに乗せてから、ドアを開け、佐竹の視線を感じながら、ソファー前のローテーブルに運んだ。愛実は膝をついて控え、佐竹の顔を見上げながら、頬を膨らませてツンデレ気味の口調で言った。
「佐竹様はこういうご趣味をお持ちなんですか。本当にもう。お寿司だけでなく、愛実も食べちゃうぞ、って感じですね。楽しいプレゼント、有り難うございます、って言っておくか。」
「あははは。その言い方、愛実ちゃんらしくていいね。そう膨れてないで、いただこうか。」
佐竹は少し身を乗り出してソファーに浅く腰掛け、 「今日も暑かったからねえ。」 と言って、グラスを飲み干すと、寿司を頬張った。愛実も、ローテーブルの脇で正座し、相伴した。愛実が腕を伸ばす度にエプロンの端から豊かな胸が見え隠れするのを、佐竹は楽しそうに見ながら、<あいみょんの歌は、昔の吉田拓郎のテイストがあるので、おじさん世代の耳に馴染むんだ>などと、くつろいだ話題を口にし、愛実も、<中川翔子、ショコタンがFMラジオでやっているアニソンの番組が面白い>と紹介したりして、音楽の話が弾んだ。
「佐竹様はこういうご趣味をお持ちなんですか。本当にもう。お寿司だけでなく、愛実も食べちゃうぞ、って感じですね。楽しいプレゼント、有り難うございます、って言っておくか。」
「あははは。その言い方、愛実ちゃんらしくていいね。そう膨れてないで、いただこうか。」
佐竹は少し身を乗り出してソファーに浅く腰掛け、 「今日も暑かったからねえ。」 と言って、グラスを飲み干すと、寿司を頬張った。愛実も、ローテーブルの脇で正座し、相伴した。愛実が腕を伸ばす度にエプロンの端から豊かな胸が見え隠れするのを、佐竹は楽しそうに見ながら、<あいみょんの歌は、昔の吉田拓郎のテイストがあるので、おじさん世代の耳に馴染むんだ>などと、くつろいだ話題を口にし、愛実も、<中川翔子、ショコタンがFMラジオでやっているアニソンの番組が面白い>と紹介したりして、音楽の話が弾んだ。

