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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

伊集院が口を開いた。「愛実ちゃん。もっと一緒にいたいんだけど、僕も夕方には出掛ける用事があってね。今日はここまでにしておこう。昨日から、長い時間お相手してくれて、有り難う。」
愛実は、「いいえ、伊集院様。私の方こそ、色々と初めての経験をさせていただいて、有り難うございました。」 と、昨夜からの、自分の乱れ方を思い出して、少し頬を赤らめながら言った。
愛実は、手早くティータイムの後片付けをしてから、控の間で浴衣を風呂敷に包み、書類袋やトートバックと一緒に抱えて、玄関に降りた。伊集院は、旅館の本館を通らずに、日本庭園の脇から駐車場に抜ける小径を教えてから、 「また次の機会を楽しみにしているよ。」 と言って、愛実を優しく抱いてキスをした。
愛実は、深くお辞儀をして<離れ>を出た。レガシーに乗り込んでハンドルに手を添えると、2日間の新しい経験で、オフィスメイドの仕事に一段と自信が湧いてきた気持ちがした。背筋を伸ばし、深呼吸してから、イグニッションキーを押し、腹に響く重低音のエンジン音を轟かせた。
愛実は、「いいえ、伊集院様。私の方こそ、色々と初めての経験をさせていただいて、有り難うございました。」 と、昨夜からの、自分の乱れ方を思い出して、少し頬を赤らめながら言った。
愛実は、手早くティータイムの後片付けをしてから、控の間で浴衣を風呂敷に包み、書類袋やトートバックと一緒に抱えて、玄関に降りた。伊集院は、旅館の本館を通らずに、日本庭園の脇から駐車場に抜ける小径を教えてから、 「また次の機会を楽しみにしているよ。」 と言って、愛実を優しく抱いてキスをした。
愛実は、深くお辞儀をして<離れ>を出た。レガシーに乗り込んでハンドルに手を添えると、2日間の新しい経験で、オフィスメイドの仕事に一段と自信が湧いてきた気持ちがした。背筋を伸ばし、深呼吸してから、イグニッションキーを押し、腹に響く重低音のエンジン音を轟かせた。

