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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

「伊集院様。このテープも素敵ですね。さっきの<今はもう秋、誰もいない海・・・>というの、私、今の会社に入れていただく前、ちょっとつらい時期があったんで、涙が出そうになっちゃった。今かかっている歌は、歌詞から想像すると、札幌で冬のオリンピックがあったんですか。」 と、愛実が不思議そうに尋ねた。
「これは、<トワ・エ・モア>というデュオでね。札幌オリンピックは1972年だった。」
「えー、知らなかった。私の生まれる30年も前ね。<ゆず>の<栄光の架け橋>も、アテネオリンピックの歌だって、後で聞いて知ったんですよ。」
「はいはい、愛実ちゃんが若いということは、よく分かってますよ。ところで、土井社長から聞いたけど、お母さんと暮らしているんだってね。着付けまで練習してきたご褒美に、あの浴衣はプレゼントするから、お母さんに見せてあげなさい。」
「うゎー、有り難うございます。今まで持っていなかったんで、母も喜ぶと思います。」
「これは、<トワ・エ・モア>というデュオでね。札幌オリンピックは1972年だった。」
「えー、知らなかった。私の生まれる30年も前ね。<ゆず>の<栄光の架け橋>も、アテネオリンピックの歌だって、後で聞いて知ったんですよ。」
「はいはい、愛実ちゃんが若いということは、よく分かってますよ。ところで、土井社長から聞いたけど、お母さんと暮らしているんだってね。着付けまで練習してきたご褒美に、あの浴衣はプレゼントするから、お母さんに見せてあげなさい。」
「うゎー、有り難うございます。今まで持っていなかったんで、母も喜ぶと思います。」

