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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

伊集院に、ゆっくりした動きで長く突かれ続け、半ば気を失うかのように眠りに落ちた愛実は、早朝、松林の蝉の声が次第に大きく聞こえ出して、意識が少しずつ戻ってくるような感覚で目覚めた。気だるさを感じながら上体を起こすと、薄布団代わりに掛けられていた肌襦袢がずり落ちた。その腰辺りには、二人の快楽の跡が広がっていた。
愛実は、静かに立ち上がり、シャワーを浴びた。そして、髪をブローしてポニーテールにまとめ、薄く化粧してから、バスタオルを巻いた格好のままで、脱ぎ散らかった浴衣や肌襦袢をたたみ、座卓に載った座布団を片付けた。そして、再び伊集院の脇に戻って、添い寝をしながら目覚めを待ったが、いつのまにか二度寝をした。
愛実は、胸がくすぐったい感じがして、再び目を覚ますと、伊集院が横寝して片腕の肘を曲げて頭を支え、もう片方の腕を伸ばして、愛実の乳首を優しく撫でていた。愛実は、少し頬を膨らませ、かわいい表情で伊集院を睨んだ。そして、体に巻いたバスタオルをずり上げながら、ツンデレな口調で、 「誘ってるわけじゃありませんからね。お先にシャワーさせていただきましたが、伊集院様もシャワーされるようなら、お背中をお流ししようかと、こんな格好で居ただけですから。」 と言った。

