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4畳半でスワッピング
第11章 受精の儀式

春菜さんの激励の言葉に、僕は精一杯の不満顔でグチりました。
「目隠しされて、監視されて、どうやって愛がこもるんだよ」
そしたら……、
春菜さんが顔を寄せて、意味ありげな表情で語りかけてくるのです。
「金太郎くん……」
「なに?」
「射精しそうになったらさあ、目隠しをはずしてもいいよ。桜子さんの目を見つめてキッスして、思いっきり子宮に爆射してやりなさい」
「そ、そんなことしたら、冬彦さんが……」
「心配しなくてもいいよ。私と桃ちゃんに任しなさい。あなたは桜子お姉さんと、とことんまで愛をはぐくめばいいのよ」
「えっ? どういうこと? 冬彦さんが……」
「だからあ、私と桃ちゃんに任せなさいって言ってるでしょう」
「ええー? ほ、ほんとに、いいの?」
僕は桃代の表情をうかがったけど、知らんぷりでコーヒーを飲んでいる。

