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ただ一緒に居たいだけ
第18章 別れと始まり

慎吾さんへは、
「美波さんと私は結婚したから、
もう、法律上は慎吾は美波さんとは結婚出来ない。
ただ、変わらず美波さんを想っているなら、
美波さんを支えて、『心身共に』愛してあげて欲しい」と書いていた。
勃たなくなった時にその話をしようかと思ったけど、
私を混乱させるかもしれないと考えたのと、
まだ何処かに慎吾さんに対する嫉妬心もあって言えなかったとも書いてあった。
道具では満足させられなかったことまで書いてあって、
私は恥ずかしさで紅くなってしまう。
「オヤジは…。
『美波さんと慎吾、法律上は結婚出来なくしてしまったからな。
ごめん。
でも、もし、自分が死んだら、
美波さんのこと、頼んだぞ」って言ってた。
死産のこと、知らなくて…。
本当にごめん。
俺の子供だったんじゃないのか?
軽率なことをして…。
いや、美波さんに対してじゃないよ?
あいつに対して…」
「そんなこと、言わないで?
恵吾さんを授かれたのも、
私のことも…。
否定するようなこと…」と言うと、
涙で言葉が続かなかった。
「法律的に結婚は出来ないけど…。
俺、今でも美波さんが好きだよ?
でも、自分を罰する為に、
ずっと我慢してきた。
いや、自分ではやるけどさ」
「えっ?」
「美波さん、寝た後、
美波さん見ながら、
自分の手でやってるよ?」
「やだ。
そんな…。
私なんかもう…」
「私なんか?
そんなことないよ。
美波さんのこと、
いつも抱きたいと思ってる。
でも、酷いことした報いを受けないとって思って…」
「酷いこと?」
「嫌がる美波さんのこと、
襲って…。
妊娠までさせてた。
おまけに酔っ払って他のオンナと寝て、
妊娠させてたしさ」
「言ったでしょ?
私がドアを開けて、
お部屋に入れたのよ?
その時点で、
私もそうされたいって思ってた」
「美波さん、優しいな?」
「あら。
慎吾さんこそ、優しいのね?
私みたいなオバサンに、
まだ欲情してくれるって言ってくれて。
言葉だけでも嬉しいわ?」と言うと、
「言葉だけじゃないよ?」と言って、
本当に久し振りに、
濃厚なキスをされてしまった。
「美波さんと私は結婚したから、
もう、法律上は慎吾は美波さんとは結婚出来ない。
ただ、変わらず美波さんを想っているなら、
美波さんを支えて、『心身共に』愛してあげて欲しい」と書いていた。
勃たなくなった時にその話をしようかと思ったけど、
私を混乱させるかもしれないと考えたのと、
まだ何処かに慎吾さんに対する嫉妬心もあって言えなかったとも書いてあった。
道具では満足させられなかったことまで書いてあって、
私は恥ずかしさで紅くなってしまう。
「オヤジは…。
『美波さんと慎吾、法律上は結婚出来なくしてしまったからな。
ごめん。
でも、もし、自分が死んだら、
美波さんのこと、頼んだぞ」って言ってた。
死産のこと、知らなくて…。
本当にごめん。
俺の子供だったんじゃないのか?
軽率なことをして…。
いや、美波さんに対してじゃないよ?
あいつに対して…」
「そんなこと、言わないで?
恵吾さんを授かれたのも、
私のことも…。
否定するようなこと…」と言うと、
涙で言葉が続かなかった。
「法律的に結婚は出来ないけど…。
俺、今でも美波さんが好きだよ?
でも、自分を罰する為に、
ずっと我慢してきた。
いや、自分ではやるけどさ」
「えっ?」
「美波さん、寝た後、
美波さん見ながら、
自分の手でやってるよ?」
「やだ。
そんな…。
私なんかもう…」
「私なんか?
そんなことないよ。
美波さんのこと、
いつも抱きたいと思ってる。
でも、酷いことした報いを受けないとって思って…」
「酷いこと?」
「嫌がる美波さんのこと、
襲って…。
妊娠までさせてた。
おまけに酔っ払って他のオンナと寝て、
妊娠させてたしさ」
「言ったでしょ?
私がドアを開けて、
お部屋に入れたのよ?
その時点で、
私もそうされたいって思ってた」
「美波さん、優しいな?」
「あら。
慎吾さんこそ、優しいのね?
私みたいなオバサンに、
まだ欲情してくれるって言ってくれて。
言葉だけでも嬉しいわ?」と言うと、
「言葉だけじゃないよ?」と言って、
本当に久し振りに、
濃厚なキスをされてしまった。

