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ただ一緒に居たいだけ
第15章 霧の中
毎日のように、慎吾さんと健吾さんから電話やLINEがあった。

そして、ルカさんからのLINEには、
1枚、母子手帳の表紙の写真が添付されて送られてきていた。


私はそのまま、個人携帯の電源を入れるのを辞めてしまった。


私の誕生日には、
慎吾さんがマンションまで来ていたようだったけど、
そんな気がしたので、
渉さんには「出張だから」と言って、
1週間ほどホテルに滞在した。


思い余った健吾さんからは、
仕事用の携帯とメールにも連絡があったけど、
携帯は着信拒否にして、
メールには短く「連絡しないでください」とだけ返信した。


渉さん達の結婚式は、
一番仕事に影響のない1月にということになり、
私の会社が経営する式場で、
こじんまりとすることになっていた。



そして、自分の身体の異変にも気づいてしまっていた。

検査薬を買って試してみたら、
陽性だった。


妊娠しやすい体質ってあるのかしら?
願っても授からない方も居るのに。

私は冷めた気持ちで考えて、
嗤って、
泣いた。


そして、決断した。
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