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ただ一緒に居たいだけ
第13章 甘い夜

あれ?
オカシイ。
メイちゃんのお着物を確認して持ち帰るだけのつもりだったのに。
そう思いながら、
健吾さんのマンションでシャワーを浴びている。
独りで暮らすには大きなマンション。
お掃除も行き届いている。
…家事とか、出来るのかな?
その割に、
ハンカチはアイロン、掛かってなくて、
クシャクシャだったことを思い出して、
クスクス笑いながら身体を拭いた。
大きなバスローブを借りて、
下着だけ手洗いして、
洗面所の横の洗濯を干すスペースに吊り下げさせて貰うと、
少しホッとした。
髪はガシガシとタオルドライしてから、
軽くドライヤーを掛けた。
健吾さんが置いてくれた歯ブラシで歯磨きをして、
リビングに戻る。
「お先にありがとうございます」と言うと、
少し紅い顔をして、
「私もシャワー浴びてくるよ?」と入れ違いに浴室に入って行った。
大きな革製のソファは、
イタリア製のもので、
私が座るとすっぽり埋もれてしまいそうだった。
健吾さんが出て来る。
同じバスローブなのに、
全然長さが違うなと思うと、
なんだか可笑しくて笑ってしまう。
キッチンからペットボトルを持って来て、
渡しながら隣に座ると、
ソファが大きく沈んで、
私は体制を崩して健吾さんにもたれかかってしまった。
「おっと…」と言いながら、
慌てて支えてくれた後、
そっと抱き締めて唇にキスをする。
ペットボトルを落としてしまったのも気づかず、
私は健吾さんの舌を追い掛けるように絡めてしまう。
息が苦しくなって、
そっと離れようとすると、
頭の後ろを持って更に深い口づけをされてしまって、
私は酸欠で目眩がしてしまった。
オカシイ。
メイちゃんのお着物を確認して持ち帰るだけのつもりだったのに。
そう思いながら、
健吾さんのマンションでシャワーを浴びている。
独りで暮らすには大きなマンション。
お掃除も行き届いている。
…家事とか、出来るのかな?
その割に、
ハンカチはアイロン、掛かってなくて、
クシャクシャだったことを思い出して、
クスクス笑いながら身体を拭いた。
大きなバスローブを借りて、
下着だけ手洗いして、
洗面所の横の洗濯を干すスペースに吊り下げさせて貰うと、
少しホッとした。
髪はガシガシとタオルドライしてから、
軽くドライヤーを掛けた。
健吾さんが置いてくれた歯ブラシで歯磨きをして、
リビングに戻る。
「お先にありがとうございます」と言うと、
少し紅い顔をして、
「私もシャワー浴びてくるよ?」と入れ違いに浴室に入って行った。
大きな革製のソファは、
イタリア製のもので、
私が座るとすっぽり埋もれてしまいそうだった。
健吾さんが出て来る。
同じバスローブなのに、
全然長さが違うなと思うと、
なんだか可笑しくて笑ってしまう。
キッチンからペットボトルを持って来て、
渡しながら隣に座ると、
ソファが大きく沈んで、
私は体制を崩して健吾さんにもたれかかってしまった。
「おっと…」と言いながら、
慌てて支えてくれた後、
そっと抱き締めて唇にキスをする。
ペットボトルを落としてしまったのも気づかず、
私は健吾さんの舌を追い掛けるように絡めてしまう。
息が苦しくなって、
そっと離れようとすると、
頭の後ろを持って更に深い口づけをされてしまって、
私は酸欠で目眩がしてしまった。

