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ただ一緒に居たいだけ
第12章 お別れの筈なのに

水曜日の夕方、新幹線で名古屋に向かった。
駅で健吾さんと待ち合わせをして、
駅ビルの鈴波さんで簡単な夕食を取ってから、
健吾さんのマンションに向かった。
メイちゃんの振袖一式を確認しながら、
小物や下着類まで抜けがないか確認して行った。
そして、持参したキャリーバッグに丁寧に入れて、
蜻蛉返りしようとしたら、
「折角、来たんだから、泊まって欲しいな」と抱き締められてしまう。
「えっ?
でも、着替えとかも持って来てないから…」と言うと、
「朝、早く出て、
一度家に帰ってから仕事に行けば?」と言って、
更に強く抱き締めて額にキスをする。
「仕事帰りで、汗かいてるし…」
「じゃあ、シャワー浴びる?
あ、一緒に入る?」と笑うので、
俯いて紅くなってしまう。
「冗談だよ?
ちょっと、風呂のスイッチ、
入れてくるね?」と頭をポンポンされてしまって、
少し困惑してしまった。
駅で健吾さんと待ち合わせをして、
駅ビルの鈴波さんで簡単な夕食を取ってから、
健吾さんのマンションに向かった。
メイちゃんの振袖一式を確認しながら、
小物や下着類まで抜けがないか確認して行った。
そして、持参したキャリーバッグに丁寧に入れて、
蜻蛉返りしようとしたら、
「折角、来たんだから、泊まって欲しいな」と抱き締められてしまう。
「えっ?
でも、着替えとかも持って来てないから…」と言うと、
「朝、早く出て、
一度家に帰ってから仕事に行けば?」と言って、
更に強く抱き締めて額にキスをする。
「仕事帰りで、汗かいてるし…」
「じゃあ、シャワー浴びる?
あ、一緒に入る?」と笑うので、
俯いて紅くなってしまう。
「冗談だよ?
ちょっと、風呂のスイッチ、
入れてくるね?」と頭をポンポンされてしまって、
少し困惑してしまった。

