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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第106章 ルナの生気(アズート)
そして、そんな事はどうだって良いとばかりにルナの穴という穴に蛇を侵入させていく。
「んんぐう、んん・・・ああ、ふぅーん・・・」
ルナは恍惚とした表情で喜びの声を上げる。
美味しそうに蛇を咥えていく。
もう、マチルダには全ての記憶が蘇っていた。
アズートに犯された日の事も。
夫の死さえも。
「あなた・・ルナ・・・」
マチルダの金色の瞳からは、止めど無い涙が溢れてくる。
これ程の屈辱があるだろうか。
愛する娘が目の前で悪魔に犯されている。
その時自分も一緒になって、あろう事か娘の恋人と交わっていたのだ。
愛する夫を裏切り殺してしまった。
絶望と怒りが、嵐のように心に吹き荒れる。
「んんぐう、んん・・・ああ、ふぅーん・・・」
ルナは恍惚とした表情で喜びの声を上げる。
美味しそうに蛇を咥えていく。
もう、マチルダには全ての記憶が蘇っていた。
アズートに犯された日の事も。
夫の死さえも。
「あなた・・ルナ・・・」
マチルダの金色の瞳からは、止めど無い涙が溢れてくる。
これ程の屈辱があるだろうか。
愛する娘が目の前で悪魔に犯されている。
その時自分も一緒になって、あろう事か娘の恋人と交わっていたのだ。
愛する夫を裏切り殺してしまった。
絶望と怒りが、嵐のように心に吹き荒れる。

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