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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第106章 ルナの生気(アズート)
恐る恐る顔を上げたマチルダの目に、地獄の光景が飛び込んできた。
薄暗い中、金色の瞳が光っている。
白くスレンダーな裸体に、無数の蛇が絡みついていた。
その背後に、大きなトカゲの怪物がルナを後から犯していた。
「キャー・・・」
絹を裂くような叫びに、大トカゲは顔を向けると残忍な笑いを浮かべて言った。
「おぉ・・・正気に戻ったのか・・・。
マチルダよ」
アズートはマチルダの瞳が灰色から金色に変わっているのに気づいた。
「ほほぅ・・・そうか」
(どうやら、ディオンの精気はワシの妖術を晴らす効果があるらしい)
一瞬、考えていたが残忍な笑みを浮かべた。
(どうせ、すぐにワシの妖術で心を捕えてやるさ)
薄暗い中、金色の瞳が光っている。
白くスレンダーな裸体に、無数の蛇が絡みついていた。
その背後に、大きなトカゲの怪物がルナを後から犯していた。
「キャー・・・」
絹を裂くような叫びに、大トカゲは顔を向けると残忍な笑いを浮かべて言った。
「おぉ・・・正気に戻ったのか・・・。
マチルダよ」
アズートはマチルダの瞳が灰色から金色に変わっているのに気づいた。
「ほほぅ・・・そうか」
(どうやら、ディオンの精気はワシの妖術を晴らす効果があるらしい)
一瞬、考えていたが残忍な笑みを浮かべた。
(どうせ、すぐにワシの妖術で心を捕えてやるさ)

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