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第100章 充実した日々1

この頃は由美の方からも、戯れのメールを送る。
啓介は難なくその問に、ウィットのある答えを返してくれる。

毎日が充実していた。
今日は早めの帰宅につく。

綴り続けている日記を読返し、「いたずら」をしてみようかと思った途端、身体が熱くなるのを感じた。
すっかり、エッチになった自分に苦笑する由美の横顔を眩しそうに見つめる男達の視線を心地良く感じながら、エレベーターの１階ボタンを押した。

落ちていく重力を感じながら、啓介の顔が自然に頭に浮かぶと白い歯をこぼす由美だった。