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「ヴァーチャル奴隷」契約(文字だけでイカせてくれますか?)
第121章 由美の不安
バイブ等の「大人のオモチャ」を使ったレッスンで由美の身体は敏感に開発されていった。
元々の美貌と均整のとれたプロポーションに加え、連日の啓介との「ヴァーチャル調教」の成果が妖艶なフェロモンを由美に与えていた。

その色香に、通り過ぎる男達は振り返えざるを得ないほどに。

由美は少しの優越感を味わいながらも日ごと募る、自分の本当の欲望に対して、焦りと不安が膨れ上がっているのを感じていた。
そう、それは最初から分かっていたことなのだから。

由美は啓介への想いが「ヴァーチャル」ではなく、「リアル」なものへと変わりつつあることを日に日に自覚していた。
会社で顔を合わす度に押し殺す想い、そして、欲情。

身体が調教によって開発されればされるほど、我慢できなくなる自分を切なく感じていた。
「ヴァーチャル奴隷」契約により、互いの人生を壊さぬよう歯止めをかけている。

だが、それが何になるというのだ。

「ヴァーチャル」とはいえ、既に啓介の妻を裏切っていることには変わらない。
そして、自分は啓介よりも30歳以上も若く、たとえ奪ったとしても未来は暗い。

それは、分かり切っていることなのだ。
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