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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第40章 裏アカ
欲求不満な身体を引き摺り、大学生活を送り続ける架純。何度も周りを確認するが、DMを送りつけてくる相手を特定出来ないまま。

そして1週間後、ついに架純の運命を変えるメッセージが来る。

【君の望むものをあげる。明後日14時にC棟第二講義室で。】

架純はマジマジと携帯の画面を見つめる。

『行けば…私…。どうなるの…?私の望むもの…?今の私が…欲しいものって…。』

そう考えた瞬間、架純の秘部がジュンッと潤い始める。身体が、本能が、刺激を…自分の指で慰めるのではなく…強烈な刺激を求めている…。

『だっ…駄目…。行ったら…引き返せない…。私は…そんなこと…。私は…。』

行ったら相手の思うつぼ。絶対に身体を求められるのはわかりきっている。そんな安々と自分の身体を誰かに開かせたり2度としない…。そう高校生の時に誓ったのだ。だから…明後日は大学に行かない…。相手がどう出ようと構わない。一度警察沙汰まで経験してるのだ。今さら…。

そう考えていた架純だが、2日後、その足は大学の構内を歩いていた。一昨日から身体の疼きが止まらない。昨日は大学をサボって1日中自慰に耽った。身体の疼きを止めようと。

しかし、自慰をすればするほど、身体の疼きは強くなり、切なさを増した。

『来ちゃった…。約束の時間になる…。どうしよ…。』

架純は人気のない建物の中で、何度もトイレに駆け込んでは廊下に出て周りを確認することを繰り返していた。

架純のいるC棟はあまり講義が行われない建物。さらに指定された第二講義室は、最上階にある小さな講義室が並ぶ中にある。

講義室と名が付いているが、たまに教授が会議に使ったりするのみ。この日も、最上階には誰も来る様子はない。

再びトイレに入り、鏡を見る。我知らずおかしなところがないか自分の姿をチェックし、髪型や服を整える。まるで初デートの前のように。

『もう…時間だ…。もう…中にいるのかしら…。このまま帰れば…。』

架純がチラリと腕時計を見れば、時刻は13時57分。すでに30分以上同じ場所をウロウロしていた。しかし、呼び出した相手の姿は見ていない。

『相手も…来てないかも…。このまま…帰るのよ…。』

架純はそう思いつつも、身体は勝手に講義室のドアの前に立ち、ノックをしていた。

コンコン。

「どうぞ…。開いてますよ。」

中から若い男性の声がする。
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