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私の家庭教師はAV男優
第132章 (終章38)
「私じゃないよ」

ソファーに座っている永霧は脚を組み替えて言う。

「猟奇的だから」

そばに立つ紫霞が言うと

「猟奇的だからって全部私のせいにしないでよ」

紫霞はバナナの皮を剥き

「臓器を引き抜いて。。。。」

永霧は苦笑して

「ねぇ、紫霞。こんなニュースを見ながらよくモノが食べれるよね」

「私は平気」

パクッとバナナを食べた。

「まあ、私も平気なタイプだけど」

紫霞は永霧の隣に座る。

「ちょっとちょうだい」

永霧が手を出すと

「嫌」

「ケチ」

紫霞はパクッとバナナに食らいつく。

紫霞は食べ終わった後のバナナの皮を永霧に渡して

「羅子」 

紫霞がつぶやくと

「あのね、バナナの皮は食べないから。ん?羅子?」

「そう」

「これが羅子の仕業って?」

「かも」

永霧はバナナの皮をゴミ箱に入れ

「ちょっと出かけてくる」

立ち上がった永霧を見上げて

「どこに?」

永霧は自分の両胸を揉みながら

「欲求不満だから」

「どこが?」

「野暮なことを聞かないで」

「下半身?」

永霧は髪をかきあげて

「それしかないでしょ」
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