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私の家庭教師はAV男優
第122章 (終章30)
ルゥは町田のスマホを見た。

スマホの画面には町田のミニスカートを穿いたルゥが写っていた。

「これ、公園にあったスカートを穿いた日の私だ。撮られてたの?」

町田はスマホをジャケットのポケットに入れて

「やはりお前か。写っている眼帯が一緒だから間違いないと思った。当時、お前と一緒にいた城野に聞いたら、これはお前がスカートを穿き替える為に家に帰る時に撮ったと言っていた」   
「気づかなかった。しかも、私が車の方に振り返った時に撮られたんだ。。。。」

町田はルゥが途中まで飲んでいたビールをグビグビと飲んだ。

「私のビールっ!」

ルゥが言うと

「今から尋問だ。尋問中は飲酒禁止だ」

「何よ、尋問って。警察でもないくせに」

町田はルゥの左隣に座った。

まりんの母親は立ち上がり

「私はお邪魔みたいだから」

ルゥはまりんの母親の顔を見上げ

「ちょっと待ってください。この人のこと、私、あまり知らないの」

ひと呼吸置き

「私もあまり知らないの」

カウンターから離れる。

「ちょっと、待って」

まりんの母親はバーを出ていった。
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