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私の家庭教師はAV男優
第101章 (終章16)
「今日は予約あるの?」

雫愛はタトゥーのデザイン画をパラパラと見ながら言う。

「19時に一人」

「女?」

「はい」

「何を彫るの?」

「猫です」

「猫?」

「はい。昔飼ってた猫の顔を腕に入れてほしいって」

「飼ってたってことは過去形?」

「はい。だから、生きてた時の猫の写真を見て彫ります」
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